すでに過去の話なのですが、
アントンが借りることになってたお店、キャンセルになりました

10月の最終週、「いよいよ今週末は契約」という月曜日、
オーナー側から突然「店のオープンは12月1日に」との申し入れが

こちらとしては早くて来年4月のオープン、
本当は契約自体、できれば2月くらいを希望してたわけで、
12月からの営業なんてとんでもない上に、あり得ない話。
そもそも、その前の“面談”と称するオーナーとの顔合わせの時に
アントンの退職時期や子供達の学校のことなど考え合わせて
「春からの営業を考えています」と伝え、
了承を得ていたはずなのに・・・一体どうしちゃったの?
同じ人物が言ってることとは、とても思えなかった。
戸惑いながらも「無理です

」と伝えると、
「忘年会、新年会の時期に店を閉めておくなんてけしからん

」
「家賃さえ払えばいいと思ってるのか

」と逆ギレ。
でもでも。ちょっと待ってよ。
あなたは店の経営者ではなく、物件のオーナー。
まさにこちらとしては「家賃さえ払えばいい」はず。
・・・なんか根本的に間違ってません???
仮に今回のオープン時期の件がクリアできたとしても、
今後、店の経営にどれだけ首を突っ込まれるか想像に難くない。
いや、店どころか、家族の生活にまで口出ししてくるだろう。
だって、「家族以外の宿泊は月3回まで。
毎回、必ずオーナーへ報告すること」という意味不明なルールまで
契約書にあるんだから

かくして、この話はご破算に

さすがにアントンはショックを隠せず、翌日はお熱が・・・

しかし、考えれば考えるほど、これで良かったのだ、と思う。
そもそも私たちの目的は、貸店舗で店をやることではなかった。
たまたま、本当に偶然に、ある不動産屋サイトでこの物件を見つけ
ちょっとカンタンで早くて手軽な方法かも・・・と思ってしまったのだ。
アントンとゆずはいろいろ精神的に大変だったと思うが、
目的を再確認した私たちは、再び土地探しを始めている

広く、自由な、私たちのコミューンのために。